2024年4月19日(金)、愛知・TKPガーデンシティ名古屋において、「名古屋宇宙会」発足パーティを開催しました。「名古屋宇宙会」発足の背景宇宙関連市場は、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの試算によると、2030年までにグローバルで150兆円規模になると言われており、国内においても、10年で1兆円規模の宇宙戦略基金が設置され、具体的な方針が打ち出されるなど、国を挙げて宇宙関連市場を拡大させる姿勢が明確に打ち出されています。それに伴って、様々な領域でビジネスを展開する宇宙関連企業のニュースが多く取り上げられている一方、宇宙ビジネスへの参入を新たに検討する企業からは、「宇宙ビジネスへの参入に関心はあるものの、どのように参入すればよいか分からない」「自社の既存事業とのシナジーを見込める領域がどこにあるのか分からない」といった声が寄せられていました。ElevationSpaceでは、こうした声を受け、すでに宇宙参入を果たしている企業から、今まさに宇宙参入を検討している企業まで、日本中の民間企業を集めて交流と学びの場を提供する会員限定のコミュニティ(宇宙会)を形成しています。先行して発足した「日比谷宇宙会」への参加数は、総計150名を超え、宇宙ビジネス参入に対する注目の高まりと、事業者同士の交流や学びの場に対するニーズの高まりが表れています。以上のような背景から、「宇宙会」コミュニティを全国各地に展開する第1弾の取り組みとして、「名古屋宇宙会」を発足しました。製造業~金融、観光業まで、幅広い事業者約50名が発足パーティに参加4月17日に開催された発足パーティには、名古屋を中心とした東海地方に事業所を持つ企業30社から約50名が参加しました。参加企業は製造業にとどまらず、保険会社、金融機関、旅行会社まで幅広く、参加者からは、「名古屋での宇宙産業への関心の高まりを強く感じた。」(部品メーカー)「宇宙領域への新規参入を目指す企業同士が交流することにより、波及効果が無限大と感じた。」(精密機器)「宇宙ビジネス啓蒙にとってとても有意義な場だった。社内外に名古屋宇宙会を紹介したい」(航空宇宙)といったコメントが寄せられ、「名古屋宇宙会」に参画することによる自社内での宇宙事業参入機運醸成に期待する声も聞かれました。10月開催「メッセナゴヤ2024」には宇宙関連企業 15社超が出展予定2024年10月30日(水)~11月1日(金)にポートメッセなごやで開催される日本最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2024」は、今年から宇宙コーナーを新設予定で、15社超の宇宙関連企業が出展を予定するなど、名古屋エリアにおける宇宙ビジネスに対する関心の高まりを示しています。「メッセナゴヤ2024」詳細については、下記公式サイトをご確認ください。https://www.messenagoya.jp/※ ElevationSpaceは主催構成団体である名古屋商工会議所と連携し、「メッセナゴヤ2024」宇宙コーナーの企画・運営を行っています。ElevationSpaceでは、宇宙産業の更なる発展のため、セミナー・勉強会や技術コンサルティング事業を行っています。協業に関するお問い合わせや、講演や勉強会への講師派遣のご依頼も、下記URLからお問い合わせください。https://elevation-space.com/Co-Creation#contact_co-creation宇宙ビジネス研修サービスに関するプレスリリースはこちらhttps://elevation-space.com/posts/news_20230706ElevationSpace概要ElevationSpaceは、誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにすることを目指している東北大学発の宇宙スタートアップです。東北大学吉田・桒原研究室でこれまで開発してきた15機以上の小型人工衛星の知見・技術を生かし、無重力環境を生かした実験や実証などを無人の小型衛星で行い、それを地球に帰還させてお客様のもとに返す宇宙環境利用プラットフォーム「ELS-R」を開発しています。会社名 :株式会社ElevationSpace(英文表記:ElevationSpace Inc.)所在地 :〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1 東北大学マテリアル・イノベーション・センター401号室青葉山ガレージ設立 :2021年2月代表者 :代表取締役CEO 小林稜平ホームページ:https://elevation-space.com/事業内容 :宇宙環境利用・回収プラットフォーム事業、宇宙輸送事業、宇宙建築事業 ■「ELS-R」とは?これまで基礎科学的な実験から産業利用まで幅広く利用されてきた国際宇宙ステーション(ISS)は、構造寿命などの関係から2030年末に運用を終了することが決定しており、宇宙環境利用の”場”の継続的な確保が課題になっています。ElevationSpaceは、「ポストISS時代」を見据え、宇宙環境利用プラットフォーム「ELS-R(読み:イーエルエスアール)」の提供を目指しています。「ELS-R」は、無重力環境を生かした実験や実証を、無人の小型衛星で行い、それを地球に帰還させてお客様のもとに返す国内初のサービスです。%3Ciframe%20width%3D%221280%22%20height%3D%22720%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2F_2m_GXSDvdI%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3E