ポストISS時代における地球低軌道利用や、我が国における大気圏再突入・回収技術の利活用の可能性について意見交換2024年1月17日、小野寺五典衆議院議員が視察・意見交換のため、弊社R&Dセンター(宮城県仙台市)に来訪されました。小野寺議員は、宮城県第6区選出の衆議院議員で、外務副大臣や防衛大臣を歴任し、現在、自民党にて予算委員会委員長、安全保障調査会会長等を務めておられます。弊社代表取締役CEO 小林、共同創業者 / 取締役 桒原、COO 宮丸、CTO 藤田から、ElevationSpaceが取り組む宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」についてご説明したのち、人工衛星開発を行うR&Dセンターを視察いただきました。続いて行われた意見交換では、ポストISS時代における地球低軌道利用や、我が国における大気圏再突入・回収技術の利活用の可能性について、活発な議論をさせていただきました。また、東北における宇宙産業の発展や、東北経済の振興を通した更なる震災復興推進について意見交換させていただきました。議員からは、国内外の宇宙ベンチャーの現状や、日本として注力していくべき宇宙開発の領域について質問されるなど、有意義な議論の場となりました。本視察には、わたなべ拓宮城県議会議員もお越しくださいました。これからも国内企業として唯一の獲得を目指す「大気圏再突入・回収技術」を軸に、日本の宇宙産業競争力向上に貢献することを目指し、「東北から宇宙へ」、世界を代表する企業になるべく挑戦を続けてまいります。ElevationSpace概要ElevationSpaceは、誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにすることを目指している東北大学発の宇宙スタートアップです。東北大学吉田・桒原研究室でこれまで開発してきた15機以上の小型人工衛星の知見・技術を生かし、無重力環境を生かした実験や実証などを無人の小型衛星で行い、それを地球に帰還させてお客様のもとに返す宇宙環境利用プラットフォーム「ELS-R」を開発しています。■「ELS-R」とは?これまで基礎科学的な実験から産業利用まで幅広く利用されてきた国際宇宙ステーション(ISS)は、構造寿命などの関係から2030年末に運用を終了することが決定しており、宇宙環境利用の”場”の継続的な確保が課題になっています。ElevationSpaceは、「ポストISS時代」を見据え、宇宙環境利用プラットフォーム「ELS-R(読み:イーエルエスアール)」の提供を目指しています。「ELS-R」は、無重力環境を生かした実験や実証を、無人の小型衛星で行い、それを地球に帰還させてお客様のもとに返す国内初のサービスです。%3Ciframe%20width%3D%221280%22%20height%3D%22720%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2F_2m_GXSDvdI%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3E